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1993年、潮出版から出版され、その7年後マガジンハウス社から新装再版された作品『コーリング』(全三巻)。 潮出版の初版本には橋本一子さん作曲・演奏のミニCDが付き、当時としてはかなり珍しいメディアミックスを試みていました。
この原作は、P.A.マキリップの著作『妖女サイベルの呼び声』(THE FORGOTTEN BEASTS OF ELD)で、SFとミステリの老舗・ハヤカワ文庫のファンタジー部門の第一冊目として、永らく版を重ねています。
そして2009年9月。
白泉社から『コーリング』(全三巻)が文庫本としてリリースされ、さらにハヤカワ文庫の原作『妖女サイベルの呼び声』は岡野が新たに描きおろした表紙に包まれ全国書店に並ぶことになりました。

こちらが、
◎原作『妖女サイベルの呼び声』(P.A.マキリップ/訳:佐藤高子)。
9月中旬より、順次新たなカバーでの書店在庫の補充が始まります。
売れた既刊の補充ですので、書店によっては配置が遅くなるかもしれません。
岡野の作品◎『コーリング』(全3巻)のほうは、9月15日に発売です。1、2巻末には、作家のよしもとばななさんと、歌人・翻訳家・白百合女子大学教授の井 朱美さんが新たに寄せてくださった解説が入ります。それぞれに物語への愛情にあふれたすばらしいエッセイをいただきました。
岡野のあとがきは3巻巻末、今この時代に寄せて、新しいものを書きおろしています。

多くの神秘の書物や、伝説に名高いけものたちが集められた山深い館で、沈黙の中にひっそりと暮らしていた美しい妖女、サイベル。
ある月夜、館にひとりの赤ん坊が届けられ、その静寂は破られます。思いがけないことに、この赤子は愛され大切に育てられました。
しかしこの子を巡る世俗の野望は、強い魔力を身につけていたサイベルをも危機へと導き、激しい愛憎は大きなうねりとなって、世界を戦いへと巻き込んでゆきます…。
個性溢れる伝説のけものたち、世界にひそむ不思議の力、それを駆使する強力な魔術、人物たちを翻弄する愛と憎しみ…どうかぜひこの機会に、さまざまな魅力と美しさあふれる、マキリップの魔法の世界を手にとってみてくださいね。
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